Posted on: 2025年7月28日 Posted by: copykkk Comments: 0

Chrome Heartsクロムハーツ)は世界中で人気のアクセサリーブランドですが、その人気ゆえに偽物が無数に出回っていることでも知られます。実際、正規店で数百万円するアイテムがオークションで数万円というケースもあり、多くの購入者が被害に遭っています。特に財布(ウォレット)パーカーt シャツネックレス帽子リングといった定番人気アイテムは偽物も多く、全てのモデルにコピー品が存在すると言っても過言ではありません。そこで本記事では、クロムハーツの本物と偽物の見分け方を徹底解説します。

クロムハーツ偽物を見分ける5つのポイント

プロのバイヤーや鑑定士がチェックしているという、クロムハーツ真贋判定のポイントを6つにまとめました。クロムハーツ刻印(エングレービング)から素材・重量作りの精巧さタグや付属品、さらには購入先の信頼性まで、順番に見ていきましょう。

1. クロムハーツ925刻印(ロゴ・刻字)の違いをチェック

クロムハーツ製品には必ずブランドロゴや「©︎」マーク、製造年、西暦、素材(クロム ハーツ 925 刻印など)を示す刻印が入っています。まずはこの刻印の彫り方や字体を確認しましょう。

クロム ハーツ 925 刻印​

刻印の深さと彫り方:本物のクロムハーツの刻印は職人が一点一点手作業で彫り込んでおり、中央部分が特に深く周辺ほど浅くなる**「谷形」の彫り**になっています。例えばリング内側のクロス刻印では、中央が一番深く端ほど浅いのが正解で、クロス全体が平坦に浅く彫られているものは非常に怪しいです。一方、クロムハーツ 偽物はレーザー加工や型押しで量産されるため、本物より刻印が浅かったり細かったりする場合がほとんどです。

刻印の字体・太さ:本物は職人の手作業ゆえに刻印線の太さに僅かなゆらぎがありますが、偽物は機械彫りのため線の太さが常に一定で不自然です。また、クロムハーツの刻印はアイテムごとにフォント(書体)が微妙に異なる場合がありますが、偽物はその字体を誤っていたり不鮮明なことも多いです。刻印の位置や向きも要注意で、モデルによって決まった配置があります。明らかに公式と異なる場所・向きに刻印が入っている場合は疑ってください。

刻印内容のミス:スペルミス(綴り間違い)があるものは確実に偽物です。本物のクロムハーツ製品でブランドロゴのスペルを誤ることは絶対にありません。ブラックレター風の英字フォント「CHROME HEARTS」の綴りをよく確認し、文字の抜けや間違いがないかチェックしましょう(例:「R」と「T」を誤っている等。

クロム ハーツ 偽物 刻印は小さい部分ですが、最も重要な真贋ポイントの一つです。ルーペなどで細部まで確認し、浅すぎる刻印や字体のズレなどがないかしっかり見極めましょう。

2. 素材と重量をチェック

次に素材の質感や重量にも注目しましょう。クロムハーツのアクセサリーは主にスターリングシルバー(.925)、22Kイエローゴールド、18Kホワイトゴールド、プラチナの4種類の素材で作られています。素材ごとに密度(重さ)が異なるため、重量の違いが真贋判定に役立ちます。

クロムハーツ 22K ゴールド
  • シルバー製品:クロムハーツのシルバーアクセサリーはずっしりと重量感があります。たとえば定番のフローラルクロスリング(シルバー製)なら20号サイズで約25g前後あります。明らかに軽すぎる場合、安価な合金で作られている可能性が高いでしょう。逆に不自然に重すぎるものも注意が必要です。
  • 貴金属製品:ゴールドやプラチナ製品では特に重量チェックが有効です。シルバーとプラチナでは比重が約2倍違うため、本物のプラチナ製品はシルバー版の約2倍の重さになるはずです。もし「プラチナ製」と称するアイテムがシルバーと大差ない重さしかないなら、それはプラチナではなく別素材(合金)であると分かり、偽物と判断できます。
クロムハーツ 偽物 22K ゴールド
  • 革製品・布製品:クロムハーツの財布やバッグ、アパレルは上質な本革や厚手のコットンが使われています。本物の革財布は手に取ったとき革のハリや厚みが感じられ、縫製もしっかりしています。逆に革がペラペラで安っぽかったり、触った感触がチープな場合は要注意です。パーカーやTシャツでも、生地の厚み・質感が明らかに正規品と異なるものは避けましょう。

以上のように、素材そのものの質感や重みは嘘をつきません。手に持った感覚や見た目で「安っぽい」と感じるもの、金属部分に変色やサビが出ているもの(純銀は基本的に硫化による黒ずみ以外のサビは出ません)などは慎重に調べた方が良いでしょう。

3. デザインや作りの精密さをチェック

細部の作り込みにも本物と偽物で差が現れます。クロムハーツのアイテムは一点一点非常に精巧に作られているため、ディテールの仕上げのクオリティをチェックしましょう。

  • 左右対称か:クロムハーツのクロスモチーフなどは左右対称にデザインされています。本物は完全に左右対称ですが、偽物は微妙に左右非対称であることが多いです。例えばクロスの溝が歪んでいたり、中央の突起の位置がずれていたりする場合は要注意です。実際、偽物のオーバルクロスでは中央の突起がきれいな左右対称になっておらず、溝にも歪みが見られました。
  • エッジの処理:クロムハーツ本物はエッジや細部の処理まで滑らかで、美しく仕上げられています。バリ(鋳造時に出る薄い金属の余り)が残っていたり、表面の磨きが粗かったりする製品は粗悪なコピー品の可能性が高いです。実際に偽物は細部の作りが甘かったり、そもそも本物とは違う部品を使っているケースも報告されていますc。
  • ブランドロゴや装飾:クロムハーツ財布やバッグのスナップ(金具)部分には「CHROME HEARTS」の文字や刻印が入っています。本物は文字がくっきり深めに刻まれていますが、偽物は刻印が浅くブランドロゴ自体がぼんやりしていることがあります。例えばウォレットの内側やボタンのロゴ刻印が不鮮明・浅い場合、それは偽物の兆候です。また、金具の形状や模様(クロスモチーフなど)が本物と異なる場合もあります。
  • パーツの精度:ジッパー(ファスナー)やボタンの品質にも注意しましょう。本物のクロムハーツ製品ではYKK製やriri製など高品質なジッパーが使われており、動きもスムーズです。偽物は粗悪なジッパーで開閉が引っかかったり、ジッパー引手の刻印が雑だったりします。縫製も、本物は糸のほつれがなくピッチも均一ですが、クロムハーツ偽物は縫い目が曲がっていたり糸端の処理が甘かったりします。

4. 帽子、パーカー、Tシャツなど衣類のタグ・ロゴをチェック

クロムハーツはシルバーアクセ以外にアパレル製品(パーカーTシャツ帽子など)も人気ですが、衣類の偽物も多数出回っています。アパレルの場合は内側のタグや縫製をチェックしましょう。

  • タグの縫い付け:本物のクロムハーツ製衣類のタグ(織りタグ)は、白い糸と透明な糸でしっかり手縫いされています。新品にもかかわらずタグの縫い目が緩んでいたり、ロゴ部分がぐらついているような場合は偽物の可能性が高いです(※古着の場合は経年劣化で緩むこともあります)。また、タグ自体がプリントで表示されているものも偽物確定です。本物のクロムハーツのタグは刺繍タグであり、プリントタグは存在しません。
  • タグの内容:タグに印字されたバーコードやシリアル番号にも注目しましょう。本物のクロムハーツ衣類では、一着ごとに固有のバーコードとシリアルが付与されています。信頼できるショップから購入する場合はまず心配ありませんが、フリマサイト(メルカリ楽天ラクマ)等で購入する際はこの点も確認すると良いでしょう。
  • スペルミスとデザイン:衣類でもタグやプリントのスペルミスは論外で、本物では絶対にありえません。また「CHROME HEARTS」のロゴ部分がプリントになっているパーカーやTシャツも偽物です(本物はロゴもタグも全て縫い付けです)。さらに、裏返して縫製の様子を見るのも有効です。本物のクロムハーツの洋服は裏側の縫い代処理が非常に綺麗で、糸がゴチャついていません。透明な糸で丁寧に縫製されているので、裏地を見たときにスッキリしているか確認しましょう。

衣類はシルバーアクセに比べて真贋判定が難しいと言われます。実際「タグだけでは判断できない」「公式正規店以外で買ったものは本物かどうか確定できない」という声もあります。そのため、少しでも不安がある場合はクロムハーツ公式正規取扱店で購入するのが最善です。正規品を目で見て手に取る経験を積むことで、タグの質感や縫製の違いにも段々と敏感になれるでしょう。

5. 付属品や証明書を確認

クロムハーツの製品を購入すると、正規店発行のインボイス(販売証明書)やボックス、保存袋(ポーチ)などの付属品が付いてきます。中古で購入する際も、これら付属品が揃っているかを確認しましょう。付属品が全て揃っているからといって絶対安心とは言えませんが、無いよりあった方が信頼性は上がります。

  • インボイス(領収書):クロムハーツ正規店で購入すると、品名や日付、店舗名が記載されたインボイス(紙の領収証)が発行されます。これが付いていると真贋判断の材料として大いにプラスです。特に日本では現在クロムハーツ製品はユナイテッドアローズ(UA)が正規取扱店なので、UAの封筒やショッパー(袋)に入ったインボイスがあるとより安心材料になります。
  • 箱・保存袋:ジュエリー類であればロゴ入りの小箱や革製のポーチ、クロス(磨き布)などが付属します。衣類でもロゴ入りのビニールカバーやタグピンなどが付いていることがあります。箱や袋もオークション出品時に付いているか確認しましょう。ただし注意点として、近年ではクロム ハーツ付属品自体のコピーも出回り始めています。外見では本物同様のインボイス用紙や保存袋を偽造する例もあるため、付属品があるからといって100%安心はできません。
  • クロム ハーツ付属品と商品が揃っているか:極端な例では「付属品だけ本物で、中身の商品は偽物にすり替えられている」というケースもありえます。出品説明に「インボイス原本付き」「保存袋あり」と書いてあっても、実物の真贋とは直接関係ない場合もあるので、付属品の有無だけでなく他のポイントと総合して判断することが重要です

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